第16回千葉県建築文化賞 奨励賞受賞作品
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YUKIO OGIHARA ARCHITECT & SHOU ASSOCIATES

GALLERY-H22

Care House INO
所在地 佐倉市井野
用途 個人住宅
構造・階数 W造 2F
敷地面積 328.99m2
建築面積 139.09m2
延べ面積 209.49m2
設計 翔建築設計
工事監理 翔建築設計
撮影 写真家 中川 敦玲
クライアントは建築構造設計事務所の所長さん。私の知り合いですが、「わたしは構造の専門家だから、構造に精通した意匠設計者の荻原さんに自宅の設計を依頼したい。」という専門家からの依頼に、私がデザイン性と構造の両者の重要性を大切に構築してきたことを、構造の専門家に評価されるのはうれしいことです。

両親を大切に思っていて、恩返しの家として、介護を楽しくできる家が、この建物のテーマでした。
介護は大変ストレスの溜まるものです。それを楽しく前向きに、そして、将来は自分達が同じになるかもしれない。

将来を見据えた介護の家です。
外観
車椅子仕様なので、左からスロープで玄関に。玄関前の空間は外部用車椅子と内部用車椅子乗換スペースのために、屋根がある空間とした。

外観(夜景)
建物は中庭を中心に右が2階建、左は平屋の構成。

中庭デッキ
2階中央は広いルーフテラス。正面の窓は浴室です。右はリビング、左は両親のリビング、中庭を通して、お互いのつかづ離れずの関係が構築できる。


2階多目的空間
ここは将来の子供部屋になる(?)予定の空間。当面は孫の遊び場・・・・。梁組を意匠的に見せて、飛騨高山風の光と影・・(^^;)ゞ・・・。将来、ロフト構築予定

個室A
正面は化粧用スペース(手洗いもある)窓の右の鏡は窓に移動し、プライバシー保護に・・・・。左上はロフト収納。

浴室
バリアフリーの浴室。介護に配慮している。介護となるだけでなく、美しく中庭を眺めて、癒しの介護も大切。

介護専用洗面トイレ
介護室とホールから進入できる介護用空間。車椅子でも対応できる用に配慮しているが、それだけでは駄目で、空間としても広く、明るくを基本としている。勿論、この空間は床暖房でないといけません。冬も暖かく快適に・・・。右は汚れ物を洗う専用洗い場。


キッチン
料理好きな奥様のシンプルキッチンオーダーメイド

リビングダイニングより
左がリビングで奥が中庭。右は玄関ホールとなる。手前の両開き扉の開閉で仕切れるようになっている。玄関から、お風呂のガラスを通して中庭の木に緑を楽しむ。奥が両親の寝室。で介護の場合はキッチンからでも親の様子が見れる工夫がある。そして、閉じて個室にも変身する。

両親の憩いの和室。
奥は寝室なので、フローリングに介護用ベットが設置されます。右が中庭。左が広縁を通して南の庭になる。風通しは最高!

YUKIO OGIHARA ARCHITECT & SHOU ASSOCIATES

知識本編:「いい家づくりのQ&A100」        実用本編:「家づくり履歴アルバム」


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