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YUKIO OGIHARA ARCHITECT & SHOU ASSOCIATES

GALLERY-H05

U-HOUSE
所在地 千葉県市川市
用途 専用住宅
構造・階数 鉄筋コンクリート3階
敷地面積 92m2
延べ面積 116m2
意匠設計 翔建築設計
構造設計 構造家 大内 彰
工事監理 翔建築設計
撮影 写真家 中川 敦玲
昼の中庭
この建物の主役は何と言っても中庭である。
外観からはとても想像できない広がりと心地よさ。

いつのまにかここに腰を下ろし、ただ風のそよぎに包まれてボーッとしてしまう。


夜の中庭
夜はまた違った表情を見せてくれる。
ライトアップされたグレーチングは宇宙船のような、水上のような、不思議な感覚を誘う。

この中庭の背景の夜の闇が刻々とその色を深くしていくのを見ながら、今日も静かに夜が更けていくのであった。

外観
出窓や開口、突起物などのいくつかのポイント以外は基本的にシンプルな外観である。「まさか中に緑があるとは思わなかった」とは、オープンハウスに来た人皆さんの感想。「どこが入口かわからない」という声も・・・


リビングから中庭を望む。
壁際のトップライトがくっきりとした影をつくる。
コンクリート打ち放しの壁は、早朝、真昼、夕方と様々に表情を変えて見せてくれる。

リビングからキッチン・玄関方向を望む。
方持ちの華奢な階段はどこから見ても美しく、また太陽や照明によりいろいろな楽しさを発見させてくれる。

3階階段、トップライトを見る。
トップライトのおかげでとても明るい。
奥に見えている白い部分は実は洗濯機置場の扉。
その右側は写真では見づらいが黒い木製階((実は引き出しの家具になっている)。
ここを上がってルーフバルコニーへ出られる。

キッチン
見えがかりは全てステンレスで、出来るだけシンプルに、という要望でこのようなキッチンに、なった。奥の白いスペースには後日やはりステンレスの冷蔵庫が入り見事にオールステンレスに。
手前はバーカウンターのように使う予定で、ここに合う椅子が置かれる予定。

1階の和室から中庭を望む。
引渡しのすぐ後、中庭の沙羅の木が花を咲かせ、落ちた花が中庭を味わい深く演出してくれたそう・・・。
今年は見逃したが来年はぜひ満開のときに見に来てくださいとお誘いを受け、今から楽しみ。

3階寝室から中庭を見る
奥はルーフバルコニー。ここがまた、実用的な機能だけでなくちょっと一服するのに最適!設計者もお気に入りの場所である。緑が見えるのもうれしい。

リビングから見た夜の中庭
この景色を見ながら一杯やれば、もうどこかに飲みに行かなくても家で十分大満足。休みの日もほとんど出かけなくなったらしい・・・

1階の水廻り
ショールームではありません。この状態で生活します。
グレーチングがあるので2階からの視線はほぼ遮られる。大きなガラス扉を開ければ露天風呂気分。夏はたまらなく気持ち良いバスタイムが過ごせるはず。

ここまで写真家 中川氏撮影
ガラスに映る緑
美しい階段と緑が映えます。
ランドリーと黒の階段
白い壁が実は洗濯場の扉です。
黒い階段は段それぞれが実は引き出しの家具です。

3階ルーフバルコニーより
奥の窓は寝室の窓。その上には広い空。



2階に伸びる緑
1階から撮影・
寄らば大樹の陰? 3階からの緑



トップライト
この明暗が時刻とともに変化します。
駐車場の風窓
駐車場のための風用開口部
ワンポイントで照明。車にもやさしい設計者。

リビングの光
コンクリートの表情は実は大変豊かです。



和室より
雪見障子を開けた風景、早く雪よ降れ!
和室の障子
コンクリートの表情は和室に合うのです。



裏からの外観
手前は隣地の緑。窓から借景している。
中庭の樹木の原風景
この木が中庭に移植されました。
やはり実際に植栽されているものを選ばないとね。

冷蔵庫無事搬入
予定通りマッチして良かった、良かった。



最後に・・・
5/25.26のオープンハウス
たくさんの方にご来場いただき、ありがとうございました。
やっぱり子供達には中庭が大人気でした!

引き渡しを終えてお昼をご馳走に
(左から電気屋さん、ご主人、施工者、設計者)
ここまで来てほっと一安心したのか?お施主さんと施工の岩井さん、すっかりくつろぐ。電気屋さんと設計者は下町小僧風情。




そして後日
お呼ばれしてごきげんの設計者と施工者
「いやぁ〜ここはホントにいい家だ!」 
(設計者 右から二人目)
「もう最高だね!」 (施工者 右端)
自画自賛のお二人・・・
苦労話・自慢話は尽きることなく続きそう・・・
奥様がちょうど席を立っているときにを写真を撮ってしまった担当者。この後ついつい飲みすぎて写真どころではなくなるのであった。

「この家は風が良く通り、初夏なのに全然、暑くないんですよ。」とは施主の弁。

それにしても、椅子やソファにも住まう方のこだわりがあってとてもこの空間に似合ってました。

YUKIO OGIHARA ARCHITECT & SHOU ASSOCIATES

知識本編:「いい家づくりのQ&A100」        実用本編:「家づくり履歴アルバム」


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