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■ 翔建築設計のこころの風景
こころの風景
サヴォア邸の見聞と日本建築のこころの風景。

ここではわたしが訪れたフランスパリ郊外のポワッシーにある彼の傑作であるサヴォア邸を訪れたときの話しと、
日本の会津の大内村を訪れた時の話しをここでは書きたいと思います。


この写真いいでしょう!私の腕がいい? 大内村全景:

こちらはこの村の鎮守の森でそこに上り村を見る。一部残念ながら鉄板葺の屋根に変っているものが有り、又、コンクリート造の建物も存在している。このような村を守る為にもっと国の援助が必要な気がした。しかし、美しい村である。
大内村の茶屋:

屋根の大きさとそれを支える細い柱、部屋の奥の暗がりと障子の白のコントラスト。自然の風がそよぎ、揺れ、通り抜ける。縁側は通りに面しここで交されたであろう懐かしき会話が聞こえる。さりげなく且、力強く建つさまは日本の当時の技術のさまを垣間みることができる。日本の風土建築はここに今も生きている。

花と縁側:

縁側の陰影と輝かしい障子。障子と生け花。花と縁側。縁側と庭。庭と屋根。全てがつながっている。途切れる事のない時の流れのように、全てがつながっている。
日本の縁側。日本人でよかった!
MIMIは何処に行っても自然体。 大内郷土資料館:

大内村での私達と真剣に建物を見ているMIMI。
古き良き日本! 大内の町並み:

観光客の少ない平日。いつまでこの町並みが残れるのか?


偉大な建築サヴォア邸

建築史に影響を与えた傑作サヴォア邸 サヴォア邸:

今から69年前(2000年現在)の建物である。一時荒廃が進んだが今現在は修復され当時の姿が蘇る。ドミノと言う構造システムを考案し、1階をオープンスペースに開放し、2階中庭から屋上庭園へとスロープがつづく。この美しさに圧倒される。
ピロティー入り口前にて:

この近くのカフェで知合ったスウェーデンの学生3人と記念撮影。(撮影者は学生の一人で真中がわたし)
彼らの専攻は建築・工業デザイン・インテリアデザインとのこと。後にスウェーデンの建築雑誌を送ってもらうことになる。
左の青年ほんと大きかった!
屋上庭園の落ち着き 中庭から居間を見る

当時の技術の高さをおもいしる。
人の曲線美を表現した浴室内部浴室:居室とはこのカーテンで仕切られているだけである。彼女はインテリアデザイナー専攻の学生。笑顔の絶えない女性だ。

同上のわたし:本当にクライアントがここに寝そべったかどうかはわからないが、寝心地は悪いのでおそらく寝そべることはなかっただろう。ハーイ!
今でも世界中で真似されている美しきフォルム パリ市内のメトロ入り口:

アールヌーボの様式のギマールの作品。現在も地下鉄の入り口として使われている。庇はガラス、その形態は後に数々真似されていくことになる。
メトロ入り口:

これは99年前のパリ博覧会の当時に造られた。馬の蹄の柱が力強い。
これを探すのに苦労した。ダクシーの運転手は知らなかったが何とか見つけた。
今でも現役の地下鉄入り口

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